くらげあげぱん

つれづれつれづ

彗星のムスビ

 

君の名は。

!ネタバレ考察!

 

君の名は。観てきました。

胸がギュッとなるような物語。

 

小説を読んでから、

映画に挑みましたが

本当に鳥肌たちっぱなしでした。

 

もはやRADの曲を聴くと

鳥肌がたつ体質になったのかもしれません。

 

物語の序盤は入れ替わりから。

男女入れ替わりで毎度胸を揉む瀧くん。

三葉が食べるパンケーキおいしそー。

お互いが夢だと思っていた中、

ようやくこれが

現実にいれかわっていたことだと

認識した瞬間の『前前前世』!!

 

やっと眼を覚ましたかい

 

最高に鳥肌!!

 

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この映画のスケールのでかさ。

それにとても感動しました。

 

すべてはここに

この時代この瞬間に

瀧くんを、三葉を立たせるための

1000年も前から組み込まれていた

糸守町を救うプロジェクトだった。

 

 

1200年周期の彗星。

過去に日本に1度落ちていた。

きっとたくさんの人が

死んだ災害になったんだろう。

 

こうした災害を予知し、

人々を守る神様に仕える者たちがいた。

 

それが宮水の一族である。

 

宮水の血筋は代々夢の中で

誰か別の人と入れ替わる時期があった。

 

それは途方も無い長い時間を経て、

三葉へと受け継がれる。

 

宮水の末裔である三葉は、

東京の瀧と夢と心を通わせ始める。

 

お互いが入れ替わることにより、

お互いが特別な存在になっていった。

奥手な瀧と三葉、

異性としゃべることが

苦手みたいだったけど、

2人の間には

特別なムスビが生まれていた。

 

でもそれが途絶えた。

瀧が先輩とのデートをした日から。

 

瀧がデート真っ最中のとき、

 

瀧と先輩のデートが行われる

3年前の東京に三葉はいた。

 

3年の差があるとはわからずに。

 

もちろん三葉をわかるはずもない

瀧の態度にショックをうけた三葉。 

 

会えば絶対、わかる。

そう確信していた気持ちが玉砕したのだ。

 

だから三葉が髪を切る。

 

その次の日、彗星どーん

 

ここからは物語そのまま、

時間をかけて彗星から

人々を守るんだけど。 

 

カタワレ時。

黄昏。

 

彗星のカタワレが落ちて、

糸守町を消し去る。

 

口噛み酒の儀式における

三葉のカタワレである四葉

 

三葉のカタワレである口噛み酒。

 

瀧のカタワレである三葉。

三葉のカタワレである瀧。

 

すべてが2つある意味。

 

あとRADの前前前世。

 

つまりそう!

瀧くんと三葉ちゃんの前世は!

彗星か!!!!!!!!

 

それはないよね!!!!!!

 

ていうところまでいまきてます。

 

でも冒頭でいったこと、

『すべてはここに
この時代この瞬間に
瀧くんを、三葉を立たせるための
1000年も前から組み込まれていた
糸守町を救うプロジェクトだった。』

 

これについて、

すべてがなければ

この物語のあの終わりには

ならなかったんだろうなと思う。

 

もし宮水の一族に

未来の人物との

入れ替わりの能力がなかったら。

 

もし四葉ちゃんがいなかったら。

 

もしテッシーが

葉っぱの使い方知らなかったら

 

もしサヤちんが放送部じゃなかったら

(サヤちんのお姉さんが

放送関係の仕事じゃなかったら)

 

もしおばあちゃんが

しきたりを守っていなかったら

 

作中におばあちゃんが、
『繭五郎の大火で古文書が焼けて、
しきたりの意味がわからないまま、
形だけが残ってるけど、
これもやり続けてれば
いつか意味がわかることだから
やめたりなんかしちゃダメよ』

的なこといってたけど、
口噛み酒の儀式に使われてる
龍のしゃらんしゃらんとか
彗星を表しているようですね。

 

尾をひく龍の姿を彗星として。

 

そしてもし、

お父さんが町長でいなかったら。

 

もし、瀧くんが

絵が上手くなかったら

 

…。

うーんやっぱり瀧くんの理由付けが

なんとなく軽くなるんだよなー

 

彗星を竜と紐にして。

 

瀧という名だから?

東京在住の瀧という名前の

イケメン男子だから?

 

???

 

だめだわからん。

 

でもとりあえず

ボロ泣きしました。

 

おわり